Think! Living Lab

新しい暮らし方、みんなで考えよう!

Think! Living Labは、
これからに求めたい暮らし、生活、住まいについて、
みんなで一緒に考え、取り組む活動です。

生活共創をコンセプトに関電不動産開発がお届けする
総戸数462戸の大規模マンションプロジェクト、始動。

お問い合わせ Lab会員申し込みフォームへ

新旧の人々が交流し合う千里山〜
伊射奈岐神社の御祭禮探訪記 其の二

石段を登った先には境内が広がっていて、祭りに参加する皆の衆が儀式の準備や神輿の設え、手作り感満載の出店の準備に大忙し。
私はみなさんの作業の邪魔にならないところから始まりを待ちつつ眺めています。


作業の指示を出している村の長たちは少し濃い目の青色のはっぴを着ていて、若い衆は少し浅い色のはっぴを着ている。
出かけた頃よりも少しくもにおおわれてきて、気温も下がり、ポツポツと小雨も降り始めてきて心配気に空を見上げてみる。
境内の人たちはそんなこと気にもせず作業を続けていて、祭の前の高揚感がないどんよりとした天気で残念だななどと思っているのは私くらい。


そうこうしているうちにお子様用の神輿を引く街の子どもたちがご両親に連れられて集まってくる。
中にはスパイダーマンの着ぐるみを着た格好の子どもも参上。
子どもたちが集まってくると境内はどんどん賑やかになり、次第に祭りっぽい熱気に包まれてきます。
隅の方でお子さんを連れてきたお母さん方の話を聞くともなく聞いていると、「今日が初めてなの」という声があちらこちらで聞こえる。
そういえば真新しいはっぴ姿の子どもも沢山いて、クラスメートの友達と会ってわいわい騒いでいる子どもたちの中に明らかに大阪弁でない子どもがけっこう混じっていて、
最近転勤してきたご家族も多く参加しているのだと気づいた。
そういえば、ここ千里山は転勤族が多いのだと聞かされたことを思い出した。

祭りを仕切っている地元のお年寄りや地元の若い衆や子どもたち、そこに越してきたばかりのお父さんやお母さん、そしてすぐに馴染んでいる子どもたち。
新旧の老若男女の人々が集まって祭りをつくり、楽しむ。
新しくこの街に入ってきた人たちと、古よりここに暮らしてきた人々が力を合わせて祭りを盛り上げて、地域づくりやコミュニティを形作っているのだと素朴に感動しました。

神殿での祝詞の儀式が終わって巫女さんが境内を舞い、いよいよみんなが暮らしている地域を神輿が練り歩きます。
山田地区の伊射奈岐神社の派手さもいいけれど、地域の暮らそに密着したこの質素な祭りには何とも言えない温もりが感じられます。

数人の子どもたちが神輿の上で太鼓を叩き、大人たちが神輿を引き始めます。
大きな声が響き渡って神輿が下って行く。
少し先回りした路地では子どもたちが引く小さめの神輿もスタンバイ。

小さな小さな交差点で2台が入れ替わって、出発。

天気も徐々に良くなってきて、気分上々の初秋の1日でした。